通信講座でブリーダーになる為にかかる費用
ブリーターは犬同士の交配に関する知識を保有する職種となります。
ブリーダーを目指す方法として通信講座があります。
通信講座は自宅にいながらブリーダーに関する知識や技術を習得できるので、仕事をしながらでも勉強が可能になります。
通信講座のなかでもヒューマンアカデミーと日本ケンネルカレッジのブリーダーの通信講座は内容に定評があります。
費用は両者異なり、ヒューマンアカデミーで89,250円、日本ケンネルカレッジで109,000円となっています。
ブリーダーの通信講座の種類と費用
ブリーダーの仕事自体には、国家資格はありませんが、働いているほとんどの方が民間団体が設けている資格を保有しています。
通信講座でブリーダーを目指す場合には、各会社のブリーダー養成コースを選んで受講する形になります。
それぞれの会社によって内容や学習期間なども異なりますが、一般的に半年から1年で受講終了、資格の取得となります。
また、ブリーダーの資格取得後、さらなるスキルアップを目指したいと言う方のために、ブリーダーインストラクターなどの資格を設けている会社がほとんどです。
その場合、費用もさらにかかりますが、より本格的な知識と技術を身に着けられるので続けて学習される方が多いようです。
受講代以外での費用(受講代やテスト代、資格認定費用)
通信講座費用のほかに諸費用がかかります。
ブリーダーになるための認定試験などは特にありませんので、受講終了後、スライドで資格を保有できます。
ただし、資格を保有するためには、各団体に認定してもらう必要があり、その認定費用がかかります。
認定費用は各団体によっても違い、ヒューマンアカデミーが提携する日本ペット技能検定協会では12,000円です。
日本ケンネルカレッジが提携するJCSAでは、6,000円となっています。
ただし、JCSAには2種類の資格があり、さきの6,000円は認定ブリーダー、そこからさらに実務に有利になる認定ライセンスA・B・C級を取得するにはさらに8,100円がかかります。
トータル費用
各通信講座では、資格取得を終えた段階で実技実習などを取り入れている場合がほとんどです。
これも、会社により異なりますが、提携先のペットショップや、動物病院などで実際に動物に触れながらブリーダーの実技を覚えていくものになります。
これらの費用は1単位ごとに支払うシステムがほとんどで、20単位以上あります。
金額は1単位がおよそ7,000円程度になり、20単位を受講すると140,000円です。
ですから、通信講座に加え実習までおこなうと30万程度になると考えて良いでしょう